9月9日PM21:00頃、陸マイラー界、ケーコジ界に激震が走りました。
最初は ひふみよさんのこのツイートから
雨金祭り、強制終了ーー( TДT) pic.twitter.com/zBEQ4g5h6T
— ひふみよ (@hfm682) 2016年9月9日
Twitterで瞬く間に拡散したこのツイートですが、当初はデマメールや一部の人にだけ送られているものと考えられ、半信半疑でした。
ところが複数ソースから同様の情報があがり、アメックスに入会したてで公共料金キャンペーンによるポイント付与の無い人から証拠画像付きの情報があがると、疑心暗鬼が確信に変わりました。
アメックスゴールド、アメックスグリーン、デルタスカイマイルアメックス、ANAアメックスなど、全ての公共料金キャンペーンの対象者にメールは送られており、アメックスによるボーナスポイント付与は強制終了したのです。
翻ってみると、9月9日利用日で請求が上がってきたBIGLOBEのポイントが付与されていませんでした。
しかし、過去にもポイント付与が夕方過ぎまで遅れた例があり、不安がありつつもいずれはポイントが付くだろうと思ってました。
結果的にはBIGLOBEのポイントが付与されることはなく、強制終了の予兆だったわけですが(T_T)
●アメックスショック後の対応●
さて、強制終了したからといって嘆いてばかりいられません。
現在ポイント付与は停止しており、これから大量の請求が上がってくるからです。
対応案その① 訴訟も視野に入れつつ徹底抗戦する
アメックスは大々的に公共料金キャンペーンの広告を打ち、クレジットカードの入会者を募りました。
そうして大量の会員を集めておきながら、事前通告も一切なく突然キャンペーンを打ち切るのは不当であるとして、抗議することは出来ると思います。
何しろ三日前に申し込みをした人まで含めての強制終了ですからね・・・
アメックスには大きな非があると云わざるを得ません。
しかしキャンペーンを本当に上限なしで続けると、一億ポイントを超える人が出現するかもしれないという、異常な状態であったことも事実です。
いわばルールの抜け穴を突いて大量ポイントを得たわけで、徹底抗戦しても勝ち目は薄いのかもしれません。
対応案その② アメポイントを支払いに充てる
アメックスには獲得したポイントを請求の支払いに充てる、ポイントフリーダムという仕組みがあります。
通常は0.3ポイントにつき1円の支払いに充てられるのですが、現在はキャンペーンで0.5ポイントで1円の支払いが出来ます。
つまり10万円の請求に対して、20万ポイントで支払えるということです。
高額請求が予想され、かつ強制終了以前に大量のポイントを獲得している場合、この方法を選択する人が多いようです。
現在のポイント数と請求金額を天秤にかけて、ある程度の黒字が出る場合には有効な方法かもしれません。
ただし、現在このポイントフリーダムはオンラインサービス上でロックされ、支払いに充てられないという情報もあります。
アメックスに事前入金(デボジット)の残金があるとポイントフリーダムは利用出来ないとのことなので、単純にデボジットがあることによるポイントフリーダム不可なのかもしれませんが、真偽は不明です。
対応案③ 今あるポイントを最大限活かす
これ、記事のタイトルでもありますが私の考え方はこれです。
強制終了によりアメックスゴールド祭は終わってしまいました。とても不本意ですが・・・
しかし5月組、6月組の人はある程度のポイントを稼いだでしょうから、今あるポイントから最大限の還元率になるように、前向きに移行先を考えるのが良いと思います。
例えば、ここまでの獲得ポイントが30万ポイント、これからの請求金額が100万円という人がいるとします。
差し引き70万円相当のマイナスです。笑えません(>_<)
しかし待って下さい。航空会社のマイルの価値は一般的に1マイルが2円以上の価値があるとされています。
とすれば、30万ポイントは60万円の価値があるわけで、差し引きマイナスは40万円に減ります。
この考え方を推し進めていくと、1マイルを3円に高めればマイナス10万円。1マイルを4円に高めるとプラス20万円と黒字に換算することも出来ます。
考えてみると、これは陸マイラーの基本ですよね。
1マイルの価値をなるべく高めることで、なるべく低コストで飛行機に乗ったりホテルに泊まったりすることを目指すのは、ある意味当たり前の基本であると思います。
狂乱の雨金祭が終わった今こそ陸マイラーの基本に立ち返るときなのかもしれません。
あくまで私の考え方ですが、ポイントフリーダムやTポイントへの移行などは1ポイントの価値が低いため、損をしているように感じてしまいます。
●まとめ●
アメックスショック後の対応
①あくまで徹底抗戦
②ポイントフリーダムを利用して請求と相殺する
③ポイントの価値が最大になる移行先を探す
この三つがあげられると思います。
今後は集団訴訟にでも発展しないかぎりは大きな情勢の変化はないように感じます。
【2016/9/11 記事作成】