10月28日現在、root化されたandroid端末ではポケモンGOが遊べません。 9月に更新されたバージョン0.37以降、root化端末を検出するとポケモンGOにログイン出来なくなる対策が取られたからです。
root化対策の直後の記事はこちらです。
その後、rooted検出システムを誤魔化すための様々なツールが登場し、イタチごっこのように「対策」と「対策の対策」が繰り返されています。 イタチごっこの現状についてはこちらに書きました。
さて、検索してみると分かるのですが、root化端末でもポケモンGOを遊べるようにするツールはandroid5.0以上のものばかりです。
android4.4でも遊べるよ!という方法を紹介しているサイトを見つけることが出来なかったので、自分で試してみることにしました。
注意事項
この記事内で紹介している方法は、端末がブートループに陥ったり仮文鎮になったりする危険があります。 用語の意味が分からなかったり、仮文鎮からの復旧手段についての知識が無い人が安易に試すことはしないで下さい。
root化端末をカスタマイズ出来る、中級者以上を対象にこの記事を書いています。 といっても私自身が中級者以上かといえば、そんなに知識もスキルもあるわけでは無いです。 中級者以上のかたと情報交換出来れば良いな~という思いで書かせてもらってます。
また、ここに書かれている内容はひょっとしたら明日使用不可になるかもしれません。 その位運営側の対策は早いので、その点を踏まえて読んで下さい。
私の端末環境
使用端末
LGL24 android4.4.2
ストックrom
ブートローダーアンロック可
ブート領域の署名が変わるとブート不可となる
systemless rootは不可
supersu 1.93(最新にすると動作しないアプリがあるのでこのバージョンを使用)
Xposed 2.7 twrp 2.8.0.0
っとまあ、こんな感じです。 国内版のandroidスマホでは良くある構成なので、違う環境の人も自分の環境に読み替えて参考にしてもらえればと思います。
RootSwitch-1.3.3.2.zip 「 RootSwitch 」を使います。
配布元はこちらです。外国語ですが頑張って読み進んで下さい。
画面をスクロールすると、下の方に 「RootSwitch-1.3.3.2.zip」のリンクがありますのでダウンロードしてインストールして下さい。
「 RootSwitch 」を開くとこんな画面になります。
Xposedを入れている人は、まずこれを止めます 。
Xposedの行にある "enabled"をタップすると端末が再起動して、 Xposedが無効になります。
次に"Toggle usb debugging"をチェックします。 最後に一番上の"enabled"をタップすると、少し間を置いて"disabled"に変わり、rootを一時的に無効にした状態になります。 この状態でポケモンGOを起動して、普通に遊べるようなら成功です!
これで終わりではありません。一番上の "disabled" をタップして "enabled"に戻します。 元に戻すとrootアプリが動くようになります。
どうでしょうか?rooted端末を使ってる人からすると拍子抜けするくらい簡単な手順だと思います。 ただし「 RootSwitch 」も万能ではなく、前バージョンはandroid5.0以上が対象であったり、前前バージョンは公開されてから一週間足らずで使用不可になったりと、色々あります。
「 RootSwitch 」が対応するまでポケモンが遊べないとなるとストレスですよね・・・ いまこの記事を書いてるときは、ハロウィンイベントの真っ最中ですし。
私の場合「 RootSwitch 」のようなツールがダメなとき、端末をunrootに戻してます。 そしてrootアプリが使いたい時は、改めてroot化します。
パソコン不要、android端末のみで慣れれば2、3分でroot,unrootの切り替えが出来ます。
次回はroot,unrootの切り替えについて書きます。